検索エンジンスパムと認定されないための回避策 - アイレップのSEOスタンダード
感覚的に十分理解できるかと思うが、アイトラッキング調査によるユーザーの検索行動を分析しても、一般的にウェブ検索(自然検索)の上位、検索結果の1ページ目に掲載されることはターゲットとする見込み顧客を自社サイトに誘導する上で大変重要なことだ。しかし同時に、その「上位」の席は数が限られているにもかかわらず、かつ、問合せやダウンロード、購入、売上など成果(コンバージョン)に結び付けられるキーワード、つまり「商業的に価値が高いキーワード」ほど競合する企業も群がってくる。したがって、各々のウェブサイトが、検索エンジンから適切に、かつ、できるだけ高い評価を得られるように、検索エンジンに最適化しようとあれこれ模索をすることになる。
検索各社は、サイト運営者による検索エンジンに対するあらゆる最適化施策を拒絶しているわけではない。たとえばGoogleはSEOをwhite hat (正義)とblack hat(悪者)に分類し、前者、具体的には「URLを静的化する」「サイト内のページをリンクで適切に結ぶ」「アンカーテキストにクローラーが理解できるテキストを記述する」「コンテンツを解読可能にする」といった、クローラーの存在を意識し、検索エンジンが適切に登録し、それを解釈・評価できるようにする類のことは歓迎しているし(ウェブスパムチーム、Matt Cutts、2005, 2007, 2008)、サイト運営者に対して公開しているウェブマスターガイドラインに準拠する限り、施策そのものを否定するような態度はとっていない。 Yahoo!も同様だ。
しかし、どの検索エンジンも許容しない行為は、検索品質を低下させ、ユーザーの利便性を損なう類の施策だ。つまり、検索順位の不正操作「のみ」を目的とした手法を使うことである。いわゆる検索エンジンスパムと呼ばれる行為だ。
今回はこの「検索エンジンスパム」をテーマに話を進めていきたいが、最初に言葉の定義をはっきりさせておく。『ウェブスパムとは隠しテキスト、偽装クローキング、誘導ページなどの手法により、Google のウェブクローラを欺こうとするサイト』(Google)、『「検索エンジンスパム」とは、検索キーワードと十分な関連性がないにもかかわらず、意図的に検索結果に表示されるように操作をしているページを指します。』(Yahoo!)のように、繰り返しになるが「検索順位の操作のみを目的とした、検索品質の低下を招く行為」を指す。
ここで念のためスパムの定義を持ち出しているのは「順位が下がること」がスパムやペナルティー(を受けた)ことだと勘違いしている方が見受けられるためだ。
あなたが運営するサイトの検索順位が下がる要因は多数ある。(1) 今日の検索エンジンはインデックス更新やサイト・ページの評価スコアの更新が短いこと、(2) アルゴリズムの調整は逐次行われていること、(3) パーソナライズ検索が作用していること(Google)、(4) アクセス環境によって検索順位が変わること(Yahoo!)、そして(4) 順位は常に相対的なものであることから、順位はある一定の範囲内において変動することが自然である。よく「先週まで1位だったが今日は6位になった」から何か悪いことをしてしまったのではないか?と考える方もいるが、その程度の変動はどのサイトでも当たり前のように起きていることだ。仮に、昨日まで5位だったものが今日は50位になったとしても、その原因はあなたの行ったSEOに問題があるのではなく、単純にアルゴリズムの更新によってスコアが変わった結果かも知れないし、他にキーワードと関連性が高いと判断されたページが多数出現したのかも知れないし、これまであなたのサイトにリンクを張っており、スコアに影響を与えていたページが消滅しただけの話かも知れない。
基本的に、あなた自身がガイドラインに違反した行為を確信的に行ったという事情がない限り、安易にペナルティやスパムと判定するのは大きな誤解であることを覚えておいて欲しい。
ところで今日テーマにするのは、その悪意ある行為を確信犯的に行った「検索エンジンスパム」の話である。
検索エンジンスパムと判定された場合、特定または全部のリンク評価を無効にする、特定のページまたはサイト(ドメイン)全体をインデックスから除外する、といった対応を行う。検索品質を保持するために検索会社が行う措置としては当然のことである。検索各社とも、インデックスへの再登録申請を受け付けているため、一定の期間(3日〜60日)を経れば復活できるものの、一時的に完全にインデックスから外されるため実害が出るのは必至だ。また、「再登録できるからいいや」とリスク覚悟で危険な行為を何度も何度も行ったとき、その都度検索会社が親切に再申請を受け付けてくれるとは限らない。近年はブログや SNSなどによるCGMの発達により、インデックスから除外されること自体が話題となり、イメージの低下につながる恐れもあるだろう。いずれにせよ、検索エンジンへの掲載が重要であるのであれば、最大限の集客を実現するための方法を考えつつも、それはガイドラインに定められたルールの範囲内の中で行うように努める必要がある。
さて、ごく一部の業種を除けば、SEOを通じて集客や売上の最大化は目指したいけれどもインデックスから除外されてしまうことは避けたいと考えている。それにもかかわらず、リスクとリターンを天秤にかけ、リスク覚悟でガイドライン違反または極めてグレーゾーンに位置する手法を多用する企業も後を絶たない。
この理由は、(1) 米国と比較してスパム取締りが緩い、(2) ポジションは限られている以上はリスクを覚悟する、(3) スパムをやっている認識がない、といった3つに分けられる。
まず1つ目、全体的に見ると米国と比較して日本のサイトに対する検索エンジンスパムの取り締まりの程度は厳しくない。米国(英語)サイトであれば完璧にアウトでも日本では非常に効果的に働いてしまう手法も存在する。そうした手法をどこかの企業が実施すると、それを真似て皆が追随してしまうという具合だ。
この問題については、直近1年を見れば検索会社(日本担当)もそれなりにがんばっているという印象だ。典型的なリンクスパムは無効化されつつあるし、そういったリンクスパムが有効に機能しないようにアルゴリズムが調整されつつあるので、この点については過去同様に楽観的に考えていると、痛いしっぺ返しを食らうことになる。
問題は(2) で、特にSEOをアウトソース(外注)している場合は注意が必要だ。リスクを認識・判断して手法を試すのはアウトソース先のSEO会社かもしれないが、スパムと判定されて実害を被るのは依頼者であるクライアント側だ。以前、あるクライアントから「SEO会社ってスパムは一切しないからプロとして仕事してるんでしょう?」と質問を受けたことがあるが、残念ながらスパムをしないSEO会社もあるし、スパムを行うSEO会社もあるのだ。
また、アウトソースしている会社の担当者に限って、インデックスから外された時に原因として何が考えられるかを全く理解できていないことが多い。つまり「丸投げ」をしているために、インデックスから外されたという事実はわかってもそれ以上はわからず、復旧方法や今後の施策について全くプランが作れない状況に陥ってしまっている。
「3日で1000万円稼げます」というキャッチコピーを見て、そのまま丸ごと信じる人はあまりいないだろう。アウトソース先を選定するとき、「○○日で1位になります」といったセールストークに惹かれるのは十分に理解できるが、そこに存在するリスクも認識すべきだろう。
最後の3つ目だが、これは社内(インハウス)の場合のSEO担当者、アウトソースの場合のSEO会社側の担当者双方に対して言えることだが、意外と検索エンジンが定めるガイドラインに目を通していなかったり、その意味や解釈を正しく行っていない人が多い。たとえばGoogleはウェブマスター向けに膨大な量のヘルプを用意しており、それを一通り読めば基本的な事項は理解できるはずだ。Yahoo!もGoogleほどではないがサイト管理者向けとして情報を提供している。 Microsoftも然りだ。(インハウスの場合)SEOが専門ではないのだから全部を理解するのは無理かも知れないが、最低限、ガイドラインくらいは理解しておいたほうがいいし、部分的にでもアウトソースするならなおさらだ。逆にサービスとして提供する側、特にサイト制作を主とする会社でも SEOも一緒に提供するならガイドラインの内容を確認して、それに違反しないコーディングや手法を提供するように注意したほうがいいだろう。意外と、純粋に良かれと思って悪意なく、結果としてスパムとなってしまうという事例は少なくないのだ。
関連キーワード
Google,Yahoo,YST,SEO対策
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
検索各社は、サイト運営者による検索エンジンに対するあらゆる最適化施策を拒絶しているわけではない。たとえばGoogleはSEOをwhite hat (正義)とblack hat(悪者)に分類し、前者、具体的には「URLを静的化する」「サイト内のページをリンクで適切に結ぶ」「アンカーテキストにクローラーが理解できるテキストを記述する」「コンテンツを解読可能にする」といった、クローラーの存在を意識し、検索エンジンが適切に登録し、それを解釈・評価できるようにする類のことは歓迎しているし(ウェブスパムチーム、Matt Cutts、2005, 2007, 2008)、サイト運営者に対して公開しているウェブマスターガイドラインに準拠する限り、施策そのものを否定するような態度はとっていない。 Yahoo!も同様だ。
しかし、どの検索エンジンも許容しない行為は、検索品質を低下させ、ユーザーの利便性を損なう類の施策だ。つまり、検索順位の不正操作「のみ」を目的とした手法を使うことである。いわゆる検索エンジンスパムと呼ばれる行為だ。
今回はこの「検索エンジンスパム」をテーマに話を進めていきたいが、最初に言葉の定義をはっきりさせておく。『ウェブスパムとは隠しテキスト、偽装クローキング、誘導ページなどの手法により、Google のウェブクローラを欺こうとするサイト』(Google)、『「検索エンジンスパム」とは、検索キーワードと十分な関連性がないにもかかわらず、意図的に検索結果に表示されるように操作をしているページを指します。』(Yahoo!)のように、繰り返しになるが「検索順位の操作のみを目的とした、検索品質の低下を招く行為」を指す。
ここで念のためスパムの定義を持ち出しているのは「順位が下がること」がスパムやペナルティー(を受けた)ことだと勘違いしている方が見受けられるためだ。
あなたが運営するサイトの検索順位が下がる要因は多数ある。(1) 今日の検索エンジンはインデックス更新やサイト・ページの評価スコアの更新が短いこと、(2) アルゴリズムの調整は逐次行われていること、(3) パーソナライズ検索が作用していること(Google)、(4) アクセス環境によって検索順位が変わること(Yahoo!)、そして(4) 順位は常に相対的なものであることから、順位はある一定の範囲内において変動することが自然である。よく「先週まで1位だったが今日は6位になった」から何か悪いことをしてしまったのではないか?と考える方もいるが、その程度の変動はどのサイトでも当たり前のように起きていることだ。仮に、昨日まで5位だったものが今日は50位になったとしても、その原因はあなたの行ったSEOに問題があるのではなく、単純にアルゴリズムの更新によってスコアが変わった結果かも知れないし、他にキーワードと関連性が高いと判断されたページが多数出現したのかも知れないし、これまであなたのサイトにリンクを張っており、スコアに影響を与えていたページが消滅しただけの話かも知れない。
基本的に、あなた自身がガイドラインに違反した行為を確信的に行ったという事情がない限り、安易にペナルティやスパムと判定するのは大きな誤解であることを覚えておいて欲しい。
ところで今日テーマにするのは、その悪意ある行為を確信犯的に行った「検索エンジンスパム」の話である。
検索エンジンスパムと判定された場合、特定または全部のリンク評価を無効にする、特定のページまたはサイト(ドメイン)全体をインデックスから除外する、といった対応を行う。検索品質を保持するために検索会社が行う措置としては当然のことである。検索各社とも、インデックスへの再登録申請を受け付けているため、一定の期間(3日〜60日)を経れば復活できるものの、一時的に完全にインデックスから外されるため実害が出るのは必至だ。また、「再登録できるからいいや」とリスク覚悟で危険な行為を何度も何度も行ったとき、その都度検索会社が親切に再申請を受け付けてくれるとは限らない。近年はブログや SNSなどによるCGMの発達により、インデックスから除外されること自体が話題となり、イメージの低下につながる恐れもあるだろう。いずれにせよ、検索エンジンへの掲載が重要であるのであれば、最大限の集客を実現するための方法を考えつつも、それはガイドラインに定められたルールの範囲内の中で行うように努める必要がある。
さて、ごく一部の業種を除けば、SEOを通じて集客や売上の最大化は目指したいけれどもインデックスから除外されてしまうことは避けたいと考えている。それにもかかわらず、リスクとリターンを天秤にかけ、リスク覚悟でガイドライン違反または極めてグレーゾーンに位置する手法を多用する企業も後を絶たない。
この理由は、(1) 米国と比較してスパム取締りが緩い、(2) ポジションは限られている以上はリスクを覚悟する、(3) スパムをやっている認識がない、といった3つに分けられる。
まず1つ目、全体的に見ると米国と比較して日本のサイトに対する検索エンジンスパムの取り締まりの程度は厳しくない。米国(英語)サイトであれば完璧にアウトでも日本では非常に効果的に働いてしまう手法も存在する。そうした手法をどこかの企業が実施すると、それを真似て皆が追随してしまうという具合だ。
この問題については、直近1年を見れば検索会社(日本担当)もそれなりにがんばっているという印象だ。典型的なリンクスパムは無効化されつつあるし、そういったリンクスパムが有効に機能しないようにアルゴリズムが調整されつつあるので、この点については過去同様に楽観的に考えていると、痛いしっぺ返しを食らうことになる。
問題は(2) で、特にSEOをアウトソース(外注)している場合は注意が必要だ。リスクを認識・判断して手法を試すのはアウトソース先のSEO会社かもしれないが、スパムと判定されて実害を被るのは依頼者であるクライアント側だ。以前、あるクライアントから「SEO会社ってスパムは一切しないからプロとして仕事してるんでしょう?」と質問を受けたことがあるが、残念ながらスパムをしないSEO会社もあるし、スパムを行うSEO会社もあるのだ。
また、アウトソースしている会社の担当者に限って、インデックスから外された時に原因として何が考えられるかを全く理解できていないことが多い。つまり「丸投げ」をしているために、インデックスから外されたという事実はわかってもそれ以上はわからず、復旧方法や今後の施策について全くプランが作れない状況に陥ってしまっている。
「3日で1000万円稼げます」というキャッチコピーを見て、そのまま丸ごと信じる人はあまりいないだろう。アウトソース先を選定するとき、「○○日で1位になります」といったセールストークに惹かれるのは十分に理解できるが、そこに存在するリスクも認識すべきだろう。
最後の3つ目だが、これは社内(インハウス)の場合のSEO担当者、アウトソースの場合のSEO会社側の担当者双方に対して言えることだが、意外と検索エンジンが定めるガイドラインに目を通していなかったり、その意味や解釈を正しく行っていない人が多い。たとえばGoogleはウェブマスター向けに膨大な量のヘルプを用意しており、それを一通り読めば基本的な事項は理解できるはずだ。Yahoo!もGoogleほどではないがサイト管理者向けとして情報を提供している。 Microsoftも然りだ。(インハウスの場合)SEOが専門ではないのだから全部を理解するのは無理かも知れないが、最低限、ガイドラインくらいは理解しておいたほうがいいし、部分的にでもアウトソースするならなおさらだ。逆にサービスとして提供する側、特にサイト制作を主とする会社でも SEOも一緒に提供するならガイドラインの内容を確認して、それに違反しないコーディングや手法を提供するように注意したほうがいいだろう。意外と、純粋に良かれと思って悪意なく、結果としてスパムとなってしまうという事例は少なくないのだ。
関連キーワード
Google,Yahoo,YST,SEO対策
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
ウォルトディズニーの世界を3D再現したGoogle Earthを公開 - Google
米Googleは2006年6月5日、米ウォルトディズニーワールドリゾートをGoogle Earth上で3D再現したことを明らかにした。Google Earth最新版(4.3)をダウンロードして起動、Disney Worldと検索するとアクセスできる。
Google Earth上で1,500以上の3Dモデリングにより完全にオンラインで再現しており、マジック・キングダム(Magic Kingdom)やエプコット(Epcot)、アニマル・キングダム、ハリウッドスタジオのほか22のホテルやリゾートのバーチャル旅行を楽しむことができる。マップ上の施設をクリックするとアトラクションの説明やメニュー、イベントカレンダーを参照したり、ホテルの予約が可能。
Google Earthでの3D再現計画は5月中旬に明らかにされており、今後、ユーロディズニーもGoogle Earthで3D再現する予定。
Walt Disney World® Resort in 3D
http://www.disneyworld.com/3dParks
Google Earth
http://earth.google.com/intl/en/index.html
関連キーワード
Google Earth,3D,ウォルトディズニー
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
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Google Earth,3D,ウォルトディズニー
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
Microsoft、「adCenter Desktop」ベータ版を公開 - adCenter広告キャンペーンをローカル環境で編集可能に
米Microsoftは2008年6月5日、オンライン広告プラットフォームadCenter用のアプリケーションソフト「adCenter Desktop」ベータ版を公開した。
adCenter Desktopは広告主やエージェンシー向けのデスクトップアプリケーションで、広告キャンペーンのバルク管理を効率的に行うことができる。複数のアカウントを表示して、キーワードやそのマッチタイプ設定、クリエイティブの編集、入札価格などをまとめてオンライン広告に反映できる。大規模なキャンペーンを行う広告主やエージェンシーは毎日数万個以上のキーワードの管理や広告効果の監視を行う必要があるが、adCenter Desktopによって作業を支援する。
ちなみにGoogleもアドワーズ広告をオフラインで編集できるAdWords Editorを提供済み。Yahoo!(オーバーチュア)はこれらに相当するツールは提供していない。
Announcing the adCenter Desktop Beta [Microsoft adCenter]
http://www.adcentercommunity.com/blogs/advertiser/archive/2008/06/03/announcing-the-adcenter-desktop-beta.aspx
関連キーワード
マイクロソフト,広告
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
adCenter Desktopは広告主やエージェンシー向けのデスクトップアプリケーションで、広告キャンペーンのバルク管理を効率的に行うことができる。複数のアカウントを表示して、キーワードやそのマッチタイプ設定、クリエイティブの編集、入札価格などをまとめてオンライン広告に反映できる。大規模なキャンペーンを行う広告主やエージェンシーは毎日数万個以上のキーワードの管理や広告効果の監視を行う必要があるが、adCenter Desktopによって作業を支援する。
ちなみにGoogleもアドワーズ広告をオフラインで編集できるAdWords Editorを提供済み。Yahoo!(オーバーチュア)はこれらに相当するツールは提供していない。
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マイクロソフト,広告
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
キーワードハンター、5月21日に正式リリース - 無料登録枠も拡大
クロスリスティング、アユダンテ、アイレップが提供する、検索キーワード選定を支援するアドバイスツール「キーワードハンター」が2008年5月21日に正式サービスを開始すると発表した。あわせて、無料の会員登録枠も拡大する。
キーワードハンターは、クロスリスティングが提携するBIGLOBEや@niftyなどの検索キーワードを集計し、毎月の検索回数データを調べられるサービス。実際にユーザーが利用している最新の検索キーワードを毎月取得できるうえ、過去12ヶ月に遡って検索回数の推移を調べることも可能。
キーワードハンターの利用料金は、個人やSOHO、あるいは小規模なサイト運営者向けのベーシックプラン(6ヶ月31,500円、1,000回調査)と、広告代理店やSEM会社、大規模サイト運営者向けのプレミアムプラン(1年間1,575,000円、15万回)が用意される。
無料会員登録枠は4月9日ベータ版公開時に3000人としていたが、5月6日に3,000名に達したため、登録枠を拡大する。無料サービスは5月20日まで継続する。
関連キーワード
キーワード選定,クロスリスティング,キーワードアドバイスツール
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
キーワードハンターは、クロスリスティングが提携するBIGLOBEや@niftyなどの検索キーワードを集計し、毎月の検索回数データを調べられるサービス。実際にユーザーが利用している最新の検索キーワードを毎月取得できるうえ、過去12ヶ月に遡って検索回数の推移を調べることも可能。
キーワードハンターの利用料金は、個人やSOHO、あるいは小規模なサイト運営者向けのベーシックプラン(6ヶ月31,500円、1,000回調査)と、広告代理店やSEM会社、大規模サイト運営者向けのプレミアムプラン(1年間1,575,000円、15万回)が用意される。
無料会員登録枠は4月9日ベータ版公開時に3000人としていたが、5月6日に3,000名に達したため、登録枠を拡大する。無料サービスは5月20日まで継続する。
関連キーワード
キーワード選定,クロスリスティング,キーワードアドバイスツール
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
ユーザーの好みで変わる「パーソナライズド検索」
人によって検索結果が変わる、パーソナライズド検索
ある同じ時間に、同じキーワードを使って検索をした時、北海道に住んでいるAさんも、埼玉に住んでいるBさんも、そして大分に住んでいるCさんも皆、全く同じ検索結果を見ています。これに対して、同じキーワードを使ってもAさん、Bさん、Cさんそれぞれ異なる検索結果を見ることになる可能性を持つのがパーソナライズド検索(Personalized Search)と呼ばれる検索サービスです。
パーソナライズド検索とは、各々のユーザーの興味や関心を反映して、検索結果を最適にする技術です。たとえば、「ボール」と検索した時、野球好きな Aさんが目にする検索結果は野球関連のボールの情報が多くなるのに、サッカー好きなBさんが目にする検索結果はサッカー関連のボールの情報が多くなる、といった具合です。
過去の検索履歴であなたの関心事を類推する
ところで「あなたの興味や関心事にあわせて〜」といっても、検索エンジンが日常ストーカーの如くあなたの生活を監視しているわけではありません。ただ、検索エンジンはあなたの過去の「検索履歴」や「検索行動」を記録し、そこから興味・関心を類推するのです。
たとえば、カレー好きで毎週、いろいろなカレー屋さんに足を運ぶエリさんは、毎日のように仕事が終わると検索エンジンを使い、あちこちの店舗情報やクチコミサイトを見ておいしいカレー屋さん情報を集めています。すると、エリさんが過去に利用したキーワードや、訪問したサイトの多くが、カレー屋さんやカレーのクチコミサイトといった「カレー店舗に関するリンク」が多くなってきます。すると検索エンジンは、「この人はカレーに関心があるんだな」ということを学習してきますので、ある日、エリさんが「香辛料」と検索した時、検索結果には一般的な香辛料のリンクではなく、カレーに使う香辛料に関するリンクをより多く表示するようにします。
以上の話のように、人はそれぞれユニークな興味や関心事を持っており、それは過去の検索履歴を追っていくと少なからず反映されています。検索エンジンはその過去の情報を見て、ユーザーの関心を探り、それを検索結果に反映するのです。
一般キーワードでの検索結果に威力を発揮
パーソナライズド検索が威力を発揮するのは、検索行動を起こすコンテクスト(状況、文脈)によって様々な解釈ができるキーワードに対する検索結果の改善です。先ほどあげた「香辛料」を例にとると、単に香辛料と検索されただけでは、インド料理の香辛料か、カレーの香辛料か、あるいは香辛料の作り方なのか、香辛料の歴史なのか、ユーザーが一体何の意味の「香辛料」の情報を求めているのか判断のしようがありません。従って、ユーザーの大多数が満足できうる、一般的な「香辛料」の検索結果を表示せざるを得ません。
しかし、ユーザーの興味や関心を分析し、エリさんがカレー好きとわかっていれば、香辛料と検索した時に一般的な香辛料やインド料理の香辛料よりも、カレーの香辛料のリンクを表示した方が、相対的に検索結果に対する満足度は高まるでしょう。
同様に「apple」と検索した時に Mac のAppleなのか、それとも文字通りリンゴのAppleなのか、あるいは「マット」と検索した時にヨガのマットなのか、あるいはフロアのマットなのか。パーソナライズド検索によって、それぞれ最適な検索結果を表示できるようになるのです。
パーソナライズド検索は、ログインしたユーザーが対象
パーソナライズド検索を機能させるためには、過去の検索履歴情報を十分に蓄積する必要があります。でも、検索履歴を集めるということは、いわば日常生活で24時間あなたの生活を監視されているようなもので気持ちの良いものではありません。プライバシーの侵害だと感じる方もいるでしょう。
検索エンジンもそのあたりの事情は十分に理解しており、パーソナライズド検索はログインして、かつパーソナライズド検索を有効にしているユーザーだけが対象となります。ログインしている間に検索した履歴情報が蓄積され、ログインしている間だけ検索結果はカスタマイズされます。
Googleはパーソナライズド検索を提供中
2008年5月現在、日本国内でパーソナライズド検索を提供しているのはGoogle 1社です。Yahoo!JAPANは提供していません。
ただ、Googleの国内検索シェアは30%強あること、そして2007年2月以降にGoogleアカウントを取得したユーザーは、デフォルトでパーソナライズド検索が有効になっています。Googleアカウントとは、WebメールのGmailやカスタマイズした自分だけのトップページが作れる iGoogleといった、Googleが提供する各種サービスを利用するユーザーなら取得しているアカウントですので、意識してなくても実は自分の検索結果はパーソナライズされている、というユーザーもいるでしょう。
パーソナライズド検索が進めば、「ランキング」の重要性が薄れる
2008年3月時点、Googleのエンジニア・Phil McDonnell氏は検索結果のパーソナライゼーションの影響について、「ランキングには軽微」だとし、特にSEOにおいて気にすることはないとの見解を出しています。しかし現実には、ユーザーの過去の検索履歴とキーワードによっては、パーソナライズの有無により大きく検索順位が変化するケースも確認しています。たとえば、筆者は普段、サーチマーケティングに関連する検索を多く実行しているユーザーですが、この領域のキーワードで検索すると、ログインしていないユーザーや他の検索履歴情報を持つユーザーの検索結果と比較すると、同じサイトの順位が7〜10位ほど違うケースを複数確認しています。
この程度の違いをGoogleは「軽微」と認識しているかもしれませんが、同じ検索結果1ページ目でも、検索順位が1位と10位ではクリック率にして10%ほどの違いが出てきます。ユーザーの利用状況によって、あなたのサイトの順位は大きく変わる可能性があることは認識しておくと良いでしょう。
異なる検索結果が表示されるユーザーの割合はウェブサイトのトピックや領域によって変わるので一般論として説明することは難しいのですが、基本的に、人によってあなたのサイトの順位が変わる以上、「検索順位」という切り口でSEOの評価をしたり一喜一憂することの意味は薄れてくるということはいえるでしょう。人によって見る順位が違うのであれば、順位であれこれ言っても意味がありません。ただし、あなたがターゲットとするユーザー、つまりあなたのビジネスや話題に興味・関心のあるユーザー層において、何位に表示されているかは今まで通りの評価が行えるともいえます。
パーソナライズド検索が浸透する可能性は?
現時点でGoogleが提供する一方でYahoo!やその他の検索エンジンが提供していないのには理由があります。実は情報検索の研究において、パーソナライズド検索が果たしてどの程度、検索精度の改善に結ぶつけられるか不透明な面もあるためです。
たとえば、人の興味・関心は永続的なものではありません。大学卒業を控えた大学生が、3月に卒業旅行に出かけるために12月頃から旅行の計画を立てたとしましょう。このユーザーは12月〜2月にかけてきっと多くの旅行関連のキーワードで検索をし、様々な旅行関連サイトを訪れるに違いありません。しかし、4月に入り就職したこのユーザーは、果たしてこの時点で旅行に強い興味を示しているでしょうか。4月に入ってからこのユーザーに対し、旅行に最適化した検索結果を提供することに、どれだけの意味があるでしょうか。
同様に、普段は釣り好きな人がある日、お風呂のことを調べたくて「バス」と検索することもあります。昼間は仕事でいつも保険関連のことばかりを検索していても、自宅に帰ったら趣味のガンプラに関する検索をするかも知れません。ユーザーは24時間365日、常にある1つのトピックに関する検索をしているわけではありません。仕事、プライベート、休日。1日の中でも仕事中の昼間とデート目前の夕方では違う検索をするでしょう。この時、過去の検索履歴にもとづいてカスタマイズすることは最適といえるでしょうか?
このように、パーソナライズド検索は様々な問題を抱えています。それ故にGoogleもランキングに与える影響は軽微になるように調整しています。とはいえ、将来有望な検索技術の1つではありますし、すでに2年以上運用しているGoogleにはノウハウや知見が蓄積されているでしょうから、将来これらを活用して本当にすばらしい検索サービスを実現するかもしれません。
いずれにしても、「現在、Googleはパーソナライズド検索を提供している」ことは認識し、それが検索結果に影響を与えうることを理解しておきましょう。
SEMリサーチより転載
関連キーワード
検索エンジン対策,SEO対策
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
ある同じ時間に、同じキーワードを使って検索をした時、北海道に住んでいるAさんも、埼玉に住んでいるBさんも、そして大分に住んでいるCさんも皆、全く同じ検索結果を見ています。これに対して、同じキーワードを使ってもAさん、Bさん、Cさんそれぞれ異なる検索結果を見ることになる可能性を持つのがパーソナライズド検索(Personalized Search)と呼ばれる検索サービスです。
パーソナライズド検索とは、各々のユーザーの興味や関心を反映して、検索結果を最適にする技術です。たとえば、「ボール」と検索した時、野球好きな Aさんが目にする検索結果は野球関連のボールの情報が多くなるのに、サッカー好きなBさんが目にする検索結果はサッカー関連のボールの情報が多くなる、といった具合です。
過去の検索履歴であなたの関心事を類推する
ところで「あなたの興味や関心事にあわせて〜」といっても、検索エンジンが日常ストーカーの如くあなたの生活を監視しているわけではありません。ただ、検索エンジンはあなたの過去の「検索履歴」や「検索行動」を記録し、そこから興味・関心を類推するのです。
たとえば、カレー好きで毎週、いろいろなカレー屋さんに足を運ぶエリさんは、毎日のように仕事が終わると検索エンジンを使い、あちこちの店舗情報やクチコミサイトを見ておいしいカレー屋さん情報を集めています。すると、エリさんが過去に利用したキーワードや、訪問したサイトの多くが、カレー屋さんやカレーのクチコミサイトといった「カレー店舗に関するリンク」が多くなってきます。すると検索エンジンは、「この人はカレーに関心があるんだな」ということを学習してきますので、ある日、エリさんが「香辛料」と検索した時、検索結果には一般的な香辛料のリンクではなく、カレーに使う香辛料に関するリンクをより多く表示するようにします。
以上の話のように、人はそれぞれユニークな興味や関心事を持っており、それは過去の検索履歴を追っていくと少なからず反映されています。検索エンジンはその過去の情報を見て、ユーザーの関心を探り、それを検索結果に反映するのです。
一般キーワードでの検索結果に威力を発揮
パーソナライズド検索が威力を発揮するのは、検索行動を起こすコンテクスト(状況、文脈)によって様々な解釈ができるキーワードに対する検索結果の改善です。先ほどあげた「香辛料」を例にとると、単に香辛料と検索されただけでは、インド料理の香辛料か、カレーの香辛料か、あるいは香辛料の作り方なのか、香辛料の歴史なのか、ユーザーが一体何の意味の「香辛料」の情報を求めているのか判断のしようがありません。従って、ユーザーの大多数が満足できうる、一般的な「香辛料」の検索結果を表示せざるを得ません。
しかし、ユーザーの興味や関心を分析し、エリさんがカレー好きとわかっていれば、香辛料と検索した時に一般的な香辛料やインド料理の香辛料よりも、カレーの香辛料のリンクを表示した方が、相対的に検索結果に対する満足度は高まるでしょう。
同様に「apple」と検索した時に Mac のAppleなのか、それとも文字通りリンゴのAppleなのか、あるいは「マット」と検索した時にヨガのマットなのか、あるいはフロアのマットなのか。パーソナライズド検索によって、それぞれ最適な検索結果を表示できるようになるのです。
パーソナライズド検索は、ログインしたユーザーが対象
パーソナライズド検索を機能させるためには、過去の検索履歴情報を十分に蓄積する必要があります。でも、検索履歴を集めるということは、いわば日常生活で24時間あなたの生活を監視されているようなもので気持ちの良いものではありません。プライバシーの侵害だと感じる方もいるでしょう。
検索エンジンもそのあたりの事情は十分に理解しており、パーソナライズド検索はログインして、かつパーソナライズド検索を有効にしているユーザーだけが対象となります。ログインしている間に検索した履歴情報が蓄積され、ログインしている間だけ検索結果はカスタマイズされます。
Googleはパーソナライズド検索を提供中
2008年5月現在、日本国内でパーソナライズド検索を提供しているのはGoogle 1社です。Yahoo!JAPANは提供していません。
ただ、Googleの国内検索シェアは30%強あること、そして2007年2月以降にGoogleアカウントを取得したユーザーは、デフォルトでパーソナライズド検索が有効になっています。Googleアカウントとは、WebメールのGmailやカスタマイズした自分だけのトップページが作れる iGoogleといった、Googleが提供する各種サービスを利用するユーザーなら取得しているアカウントですので、意識してなくても実は自分の検索結果はパーソナライズされている、というユーザーもいるでしょう。
パーソナライズド検索が進めば、「ランキング」の重要性が薄れる
2008年3月時点、Googleのエンジニア・Phil McDonnell氏は検索結果のパーソナライゼーションの影響について、「ランキングには軽微」だとし、特にSEOにおいて気にすることはないとの見解を出しています。しかし現実には、ユーザーの過去の検索履歴とキーワードによっては、パーソナライズの有無により大きく検索順位が変化するケースも確認しています。たとえば、筆者は普段、サーチマーケティングに関連する検索を多く実行しているユーザーですが、この領域のキーワードで検索すると、ログインしていないユーザーや他の検索履歴情報を持つユーザーの検索結果と比較すると、同じサイトの順位が7〜10位ほど違うケースを複数確認しています。
この程度の違いをGoogleは「軽微」と認識しているかもしれませんが、同じ検索結果1ページ目でも、検索順位が1位と10位ではクリック率にして10%ほどの違いが出てきます。ユーザーの利用状況によって、あなたのサイトの順位は大きく変わる可能性があることは認識しておくと良いでしょう。
異なる検索結果が表示されるユーザーの割合はウェブサイトのトピックや領域によって変わるので一般論として説明することは難しいのですが、基本的に、人によってあなたのサイトの順位が変わる以上、「検索順位」という切り口でSEOの評価をしたり一喜一憂することの意味は薄れてくるということはいえるでしょう。人によって見る順位が違うのであれば、順位であれこれ言っても意味がありません。ただし、あなたがターゲットとするユーザー、つまりあなたのビジネスや話題に興味・関心のあるユーザー層において、何位に表示されているかは今まで通りの評価が行えるともいえます。
パーソナライズド検索が浸透する可能性は?
現時点でGoogleが提供する一方でYahoo!やその他の検索エンジンが提供していないのには理由があります。実は情報検索の研究において、パーソナライズド検索が果たしてどの程度、検索精度の改善に結ぶつけられるか不透明な面もあるためです。
たとえば、人の興味・関心は永続的なものではありません。大学卒業を控えた大学生が、3月に卒業旅行に出かけるために12月頃から旅行の計画を立てたとしましょう。このユーザーは12月〜2月にかけてきっと多くの旅行関連のキーワードで検索をし、様々な旅行関連サイトを訪れるに違いありません。しかし、4月に入り就職したこのユーザーは、果たしてこの時点で旅行に強い興味を示しているでしょうか。4月に入ってからこのユーザーに対し、旅行に最適化した検索結果を提供することに、どれだけの意味があるでしょうか。
同様に、普段は釣り好きな人がある日、お風呂のことを調べたくて「バス」と検索することもあります。昼間は仕事でいつも保険関連のことばかりを検索していても、自宅に帰ったら趣味のガンプラに関する検索をするかも知れません。ユーザーは24時間365日、常にある1つのトピックに関する検索をしているわけではありません。仕事、プライベート、休日。1日の中でも仕事中の昼間とデート目前の夕方では違う検索をするでしょう。この時、過去の検索履歴にもとづいてカスタマイズすることは最適といえるでしょうか?
このように、パーソナライズド検索は様々な問題を抱えています。それ故にGoogleもランキングに与える影響は軽微になるように調整しています。とはいえ、将来有望な検索技術の1つではありますし、すでに2年以上運用しているGoogleにはノウハウや知見が蓄積されているでしょうから、将来これらを活用して本当にすばらしい検索サービスを実現するかもしれません。
いずれにしても、「現在、Googleはパーソナライズド検索を提供している」ことは認識し、それが検索結果に影響を与えうることを理解しておきましょう。
SEMリサーチより転載
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