サーチマーケティングとリスク管理 - SEOの落とし穴を回避するために
リスク管理という言葉を耳にしたことがある方でも、SEM という話題の中でリスク管理の話を聞くのは初めての方が多いでしょう。そこでまず「SEMにおけるリスク管理とは」について説明します。
近年、山一証券の粉飾決算による倒産や雪印乳業が牛乳食中毒や牛肉の偽装事件により会社が消滅するという大変な出来事がありました。これらの問題を通じて、企業におけるリスク管理の甘さが指摘され、リスクの認識とその対応に注目が集まるようになりました。事前に問題を認識し、それを回避する、あるいは問題が発生した時の対処方法をきちんと定めておくことによりダメージを最小限に抑えるようということです。
SEM においてもこのリスク管理の考え方は非常に重要です。
SEO や検索連動型広告を導入し積極的に活用するのは、Webビジネスにおいてサーチトラフィックが無視できないほど重要になってきたからです。検索エンジン経由で訪れる顧客は他の広告媒体よりもコンバージョン率が高く多大な売上げに貢献してくれます。しかし裏を返せば、もしある日突然あなたのWebサイトが検索エンジンから消滅あるいはランキングが大きく低下すれば、検索エンジン経由の売上げも一気に消滅し多大なダメージを被ることになります。
検索エンジンからの"消滅"で売り上げを失う
現在、世界のサーチトラフィックの55.8%は Google が握っています(OneStat.com、2003年)。つまり Google におけるWebサイトの位置づけがそのまま検索エンジン経由の訪問者数を左右することになります。昨日まで Google で1位に表示されていたのにある日突然、全く上位に表示されなくなったら非常に多くの見込み客のアクセスを失うことを意味します。そして、そんな悪夢が現実に起きたのが 2003年11月でした。
Reuters が2003年12月3日伝えたニュース"Change to Google ranking system irks merchants" によると、2003年11月の Google の検索アルゴリズムの変更により、今まであるキーワードで1位に表示されていたWebサイトが250位まで低下し、それまで毎月 $20,000 の売上げに貢献していたサーチトラフィックのほぼ全てを失ってしまった企業があります。また、米New York Times誌は、ある米国の企業がマルチドメイン戦略によるSEOを実施して、上位1〜10位のほとんどを独占したために他の企業が検索結果の2ページ目に追いやられ、サーチトラフィックを奪われたというニュースを報じています。
こういったケースを耳にしても、「過度にSEOを施していただけだろう、私は特におかしなテクニックは使っていないからスパムとみなされることはない」と他人事のように気にも留めず安穏としているWebサイト担当者は少なくありません。しかし、そういった認識の甘さが命取りとなるのです。
順位変動のリスクは全てのWebに存在する
検索エンジンのあなたの現在の掲載順位は永続的なものではありません。検索エンジンのアルゴリズム変更にまつわるものから、Webを運営しているサーバの問題、あなたの企業が属する市場の競争激化など、あなた自身がWebサイトに何の手を加えなくてもランキングに大きな影響を及ぼしうるネガティブなリスク要因は存在します。あるいは今まで特に気にも留めずいわば「Web運営における常識」として行った行為の中に、マイナス影響を与えうる要因が潜んでいることもあります。問題なのはSEO や PPC のサービスを利用している企業はおろか、それらのサービスを提供するSEO会社側にも、こういったリスクの存在及びその対応策を知らないことです。
検索エンジンがあなたのビジネスにとって非常に重大な影響を及ぼしており、売上げの50%以上をサーチトラフィックがもたらしているというオンラインショップは決して少なくないでしょう。それならば、サーチトラフィックを失いうるリスクがどこに潜在しているかを認識し、予めそれへの対応策を考えておかなければ、万が一問題が発生した場合に適切な対応ができずビジネスに様々な支障をきたし、場合によっては会社自体の存続にかかわるかもしれないのです。
次に、SEM の活動において存在するリスク要因と、それの対処・回避策についての説明をします。
リスク要因1:相対的な順位決定によるリスク
あなたがどんなにSEOをがんばっても上位に表示されないことがあります。なぜなら検索エンジンが決定する順位は相対的なものだからです。例えばターゲットとするキーワードと同じキーワードで競合他社も同じようにSEOを組み込めば、一向に順位が上がらないことがあります。大学受験の勉強であなたがどんなに一所懸命がんばっても他のみんながもっと勉強すれば合格できないことと同じです。あくまで相対的に関連性が高いものが上位に表示されるのです。たとえ現在のランキングが良くても安心せずに、もっと改善する方法はないかを探って下さい。
リスク要因2:SEO会社にSEOを依頼する
検索連動型広告は対価を支払うことで確実に検索結果の上位枠にWeb広告を表示させることができますが、SEO はあくまで検索エンジンに最適化をするだけであり常に上位に表示できるわけではないことは説明しました。これは SEO会社にSEOを依頼した場合も同様です。あなたが SEOを専門会社に依頼して費用を支払う時、その費用は「最適化してもらうために費用を支払う」のであって「上位に表示されることを保証してもらうために支払っている」のではないことを再認識して下さい。SEO会社も神様ではありませんから、いくらお金を積まれても上位に表示できない時はできないのです。
また、中には悪質なSEO会社があります。Webビジネスのマーケティング戦略の一部を外部に発注するのであれば、蔓延る悪質なSEO会社が存在するという認識もして下さい。依頼したSEO会社がダメだっら他の会社に変更すればいい、などと安易に考えていると取り返しのつかない惨事を招くことがあるのです。
このリスクの回避法は比較的簡単です。まず、検索エンジンから忌み嫌われるようなスパム行為は一切しないことです。SEO会社に業務を依頼しているのであれば、そのSEO会社がどのような手法を用いてSEOを行っているかを把握しておくことです。危険な手法を用いているのであれば注意をすべきです。 2003年12月現在、1年前と比べて非常に多くのSEO会社が出てきましたが、一方で非常に悪質な手法を用いているSEO会社も少なくありません(別コラム参照)。信頼できるSEO会社を見分ける目も必要です。
SEOを自分で行っている企業やオンラインショップの方は、Webにある様々なSEOに関する情報を入手して色々と試している方が多いでしょう。まずSEOテクニックに走る前に Web ページそのものがきちんと検索エンジンが解釈できる状態にして下さい。SEOの章で述べた通り、情報アーキテクチャを人間とクローラーの両者が見て理解できるようにするのです。その基盤を作った上で、少しずつテクニックを試します。また、自分が普段参考にしているSEOに関する情報ソースが信頼できるものであるかどうかを確認して下さい。最近は、いかにもSEOに詳しい人が書いていそうなWebでも内容がでたらめだったりするケースが少なくないのです。
残念ながら検索エンジン会社が「ここまではOK,ここからはスパム」という明確なボーダーラインを提示していない以上、上記のリスク要因の話を踏まえた上で SEO をするのは難しいと感じるかも知れません。目安として「明らかにユーザーのために何の利益ももたらさない小技」はやめておきましょう。
次にリスクが現実に発生した場合の回避方法について。この場合は PPC 広告を活用することでサーチトラフィックの現象を阻止することができます。検索連動型広告は有料であるかわりに確実に検索エンジンの上位に表示できるからです。再度ランキングが回復するまでの間は、つなぎとして 検索連動型広告に依存しましょう。
もし現在 PPC 広告を利用していない方は、万が一の場合に備えてオーバーチュア及びアドワーズ広告のアカウントだけでも作っておくことをお薦めします。
リスク要因3:検索キーワード競合性の変化
将来有望なマーケットが表れると利益を求めて次々と新規参入企業が登場し、市場競争が激化します。市場シェアを獲得した企業が潤う一方で、競争に負けた企業は淘汰され市場から撤退していきます。この事象は検索キーワードにおいても発生します。
検索キーワードにも競合性という概念が存在します。あるキーワードに対してSEOを施している企業が多ければ多いほどそのキーワードの市場競争は激しく、検索エンジンの上位を獲得するのも困難になります。同様に検索連動型広告であれば相互に入札を繰り返すことで上位に掲載するためのクリック単価は上昇していきます。米国の検索連動型広告はキーワードによっては価格が上がりすぎて SEO に回帰している企業が少なくありません。
例えば、2002年2月時点でキーワード"SEO"で最適化している企業など片手で数えられるものでした。しかし2003年12月時点では、非常に多くのSEO会社が表れ、同じように"SEO"で最適化を施しているため簡単には上位を獲得することができません。他にも「自動車保険」「キャッシング」「はんこ」「かに(蟹)」「中古車」「ホスティング」等に関連するキーワードはどれも競合の激しい分野です。
仮にあなたがターゲットとしているキーワードと同じキーワードで最適化をしている企業が現状で少なくても、もし今後競合他社もSEOの重要性に気がつき、コンバージョンが高いあなたと同じキーワードを発見してSEO対策を強化してくれば、現在のあなたが築いた地位は保証されません。
このキーワード競合性のリスクに対する対処法としては、様々なバリエーションのキーワードでSEOを施しておくことである程度回避できます。例えば SEOにおいてたった1つのキーワードでのみ最適化をしていた場合、そのキーワードの浮き沈みによって直接影響を受けることになります。しかし、10,50,100・・・と多くのキーワードで対策を施しておけば、ある一時点において全てのキーワードで上位ランキングを失う可能性は低いためリスク分散が行えます。株取引において様々な銘柄を組み合わせてポートフォリオを組んでリスクヘッジを行うのと同じことです。
リスク要因4:検索エンジンアルゴリズムの変更
検索エンジン会社は検索サイト利用者に、検索に対してより的確な情報を提供できるように日々検索エンジンアルゴリズムの開発・改良に努めています。例えばGoogleは2007年に450回以上も検索アルゴリズムを改良しています。一方で一行に減らない検索エンジンスパマーの様々な悪質な手口に対応するために様々なスパムフィルターや対策を行ってきます。
つまり、検索エンジンのWebページ評価に関するルールは日々変更されていることを意味します。従って、かりにあなたが全くWebページに変更を加えていなくても3ヶ月前は1位に表示されたページが今は50位以降に表示されるようになることもあるのです。あるいは、今まで過度な SEOテクニックを駆使して1位に表示されていたのにある日突然検索結果ページをいくらめくっても見つからないほどランキングが低下してしまうこともあるわけです。たとえ今あるキーワードでランキングが1位であっても、明日も1ヶ月後も3ヶ月後も1位で表示され続けるという保証はどこにもありません。
この説明を顕著に示す事例がありますので紹介しましょう。下記の図をご覧下さい。
これは、ある会社A〜Cのある検索キーワードにおけるランキングの変動推移をグラフ化したものです。会社Aは私がSEO/PPCを担当した企業のものです。会社Bと会社Cは、ある別のSEO会社があるクライアントに対してSEOを提供していた時のものです。
会社Aに対してはSEOを実施してから3ヶ月経過後あたりから効果が出始め、以後2003年4月まで安定して上位に表示されています。この時のキーワードは比較的広い意味を持つSEO的には少々難しいキーワードですが、適切な最適化作業を施していればこの例のように安定して上位に表示ができることを示しています。
今度は会社Bをご覧下さい。このWebサイトは調査した2002年5月から安定して上位に表示されていたのですが2002年10月から2003年1 月まで検索エンジンから削除されています。なぜこの期間に消滅したかというと、実は会社Bはクローキングという手法を利用していたのです。クローキング用にドメインを取得、whois にも虚偽の情報を記載するなどかなり手の込んだ手法を使っていました。しかし Google はクローキングによるSEOは検索エンジンスパムとみなすというスタンスをとる会社です。2002年10月はおそらく Google がクローキングに対して何らかの対策をうったのでしょう。この会社Bを担当していたSEO会社は他のクライアントにもクローキングを提供していたのですが、それも全て検索エンジンから削除されていました。
この会社Bが実施していたキーワードは、その業界では比較的コンバージョン率が高い人気キーワードでした。おそらくかなりの売上げをサーチトラフィックに依存していたはずです。しかしクローキングという手法に依存したためにこのような結果となっています。
今度は会社Cです。会社Bと同様のSEO会社が実施していたものです。こちらは隠しキーワードや CSS Positioning による画面外にテキストを並べるという手法を使ってあるキーワードでSEOを施していました。しかし2002年11月以降から急激に順位を下げ、ほとんどサーチトラフィックを得られない状況となっています。
適応は適応能力を締め出す
"Adaptation precludes adaptability"(適応は適応能力を締め出す)という言葉があります。ある環境に適応しすぎると、その環境が変化した時に対応する適応能力が奪われるという意味です。同じように、Google のアルゴリズムに関心を寄せすぎ、Googleアルゴリズムを逆手にとって「今のアルゴリズムに」対応したSEOテクニックばかり用いると、そのアルゴリズムが変化した時に全く対応できなくなりランキングが大きく低下することがあるのです。アンカーテキストが効果的だと聞いて、ユーザビリティや導線を考えずにリンクテキストばかり用いると、Webサイト全体の使い勝手が悪くなるばかりか、検索アルゴリズムが少し変わった時に今までは「よく最適化されたサイト」と判断されていたものが突然「スパムサイト」とみなされてしまうのです。
あまり過度にSEOテクニックに走ることは、一時の効果が得られる一方で順位にマイナス変動を及ぼすリスクもあることを認識する必要があります。「それでもサーチトラフィックを増やす必要があるから」とSEOテクニックに走るのであれば、先述した米国企業の例のような問題が発生し売上げが激減しても、そのリスクは甘受しなければなりません。
関連キーワード
SEO対策,検索エンジンマーケティング
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
近年、山一証券の粉飾決算による倒産や雪印乳業が牛乳食中毒や牛肉の偽装事件により会社が消滅するという大変な出来事がありました。これらの問題を通じて、企業におけるリスク管理の甘さが指摘され、リスクの認識とその対応に注目が集まるようになりました。事前に問題を認識し、それを回避する、あるいは問題が発生した時の対処方法をきちんと定めておくことによりダメージを最小限に抑えるようということです。
SEM においてもこのリスク管理の考え方は非常に重要です。
SEO や検索連動型広告を導入し積極的に活用するのは、Webビジネスにおいてサーチトラフィックが無視できないほど重要になってきたからです。検索エンジン経由で訪れる顧客は他の広告媒体よりもコンバージョン率が高く多大な売上げに貢献してくれます。しかし裏を返せば、もしある日突然あなたのWebサイトが検索エンジンから消滅あるいはランキングが大きく低下すれば、検索エンジン経由の売上げも一気に消滅し多大なダメージを被ることになります。
検索エンジンからの"消滅"で売り上げを失う
現在、世界のサーチトラフィックの55.8%は Google が握っています(OneStat.com、2003年)。つまり Google におけるWebサイトの位置づけがそのまま検索エンジン経由の訪問者数を左右することになります。昨日まで Google で1位に表示されていたのにある日突然、全く上位に表示されなくなったら非常に多くの見込み客のアクセスを失うことを意味します。そして、そんな悪夢が現実に起きたのが 2003年11月でした。
Reuters が2003年12月3日伝えたニュース"Change to Google ranking system irks merchants" によると、2003年11月の Google の検索アルゴリズムの変更により、今まであるキーワードで1位に表示されていたWebサイトが250位まで低下し、それまで毎月 $20,000 の売上げに貢献していたサーチトラフィックのほぼ全てを失ってしまった企業があります。また、米New York Times誌は、ある米国の企業がマルチドメイン戦略によるSEOを実施して、上位1〜10位のほとんどを独占したために他の企業が検索結果の2ページ目に追いやられ、サーチトラフィックを奪われたというニュースを報じています。
こういったケースを耳にしても、「過度にSEOを施していただけだろう、私は特におかしなテクニックは使っていないからスパムとみなされることはない」と他人事のように気にも留めず安穏としているWebサイト担当者は少なくありません。しかし、そういった認識の甘さが命取りとなるのです。
順位変動のリスクは全てのWebに存在する
検索エンジンのあなたの現在の掲載順位は永続的なものではありません。検索エンジンのアルゴリズム変更にまつわるものから、Webを運営しているサーバの問題、あなたの企業が属する市場の競争激化など、あなた自身がWebサイトに何の手を加えなくてもランキングに大きな影響を及ぼしうるネガティブなリスク要因は存在します。あるいは今まで特に気にも留めずいわば「Web運営における常識」として行った行為の中に、マイナス影響を与えうる要因が潜んでいることもあります。問題なのはSEO や PPC のサービスを利用している企業はおろか、それらのサービスを提供するSEO会社側にも、こういったリスクの存在及びその対応策を知らないことです。
検索エンジンがあなたのビジネスにとって非常に重大な影響を及ぼしており、売上げの50%以上をサーチトラフィックがもたらしているというオンラインショップは決して少なくないでしょう。それならば、サーチトラフィックを失いうるリスクがどこに潜在しているかを認識し、予めそれへの対応策を考えておかなければ、万が一問題が発生した場合に適切な対応ができずビジネスに様々な支障をきたし、場合によっては会社自体の存続にかかわるかもしれないのです。
次に、SEM の活動において存在するリスク要因と、それの対処・回避策についての説明をします。
リスク要因1:相対的な順位決定によるリスク
あなたがどんなにSEOをがんばっても上位に表示されないことがあります。なぜなら検索エンジンが決定する順位は相対的なものだからです。例えばターゲットとするキーワードと同じキーワードで競合他社も同じようにSEOを組み込めば、一向に順位が上がらないことがあります。大学受験の勉強であなたがどんなに一所懸命がんばっても他のみんながもっと勉強すれば合格できないことと同じです。あくまで相対的に関連性が高いものが上位に表示されるのです。たとえ現在のランキングが良くても安心せずに、もっと改善する方法はないかを探って下さい。
リスク要因2:SEO会社にSEOを依頼する
検索連動型広告は対価を支払うことで確実に検索結果の上位枠にWeb広告を表示させることができますが、SEO はあくまで検索エンジンに最適化をするだけであり常に上位に表示できるわけではないことは説明しました。これは SEO会社にSEOを依頼した場合も同様です。あなたが SEOを専門会社に依頼して費用を支払う時、その費用は「最適化してもらうために費用を支払う」のであって「上位に表示されることを保証してもらうために支払っている」のではないことを再認識して下さい。SEO会社も神様ではありませんから、いくらお金を積まれても上位に表示できない時はできないのです。
また、中には悪質なSEO会社があります。Webビジネスのマーケティング戦略の一部を外部に発注するのであれば、蔓延る悪質なSEO会社が存在するという認識もして下さい。依頼したSEO会社がダメだっら他の会社に変更すればいい、などと安易に考えていると取り返しのつかない惨事を招くことがあるのです。
このリスクの回避法は比較的簡単です。まず、検索エンジンから忌み嫌われるようなスパム行為は一切しないことです。SEO会社に業務を依頼しているのであれば、そのSEO会社がどのような手法を用いてSEOを行っているかを把握しておくことです。危険な手法を用いているのであれば注意をすべきです。 2003年12月現在、1年前と比べて非常に多くのSEO会社が出てきましたが、一方で非常に悪質な手法を用いているSEO会社も少なくありません(別コラム参照)。信頼できるSEO会社を見分ける目も必要です。
SEOを自分で行っている企業やオンラインショップの方は、Webにある様々なSEOに関する情報を入手して色々と試している方が多いでしょう。まずSEOテクニックに走る前に Web ページそのものがきちんと検索エンジンが解釈できる状態にして下さい。SEOの章で述べた通り、情報アーキテクチャを人間とクローラーの両者が見て理解できるようにするのです。その基盤を作った上で、少しずつテクニックを試します。また、自分が普段参考にしているSEOに関する情報ソースが信頼できるものであるかどうかを確認して下さい。最近は、いかにもSEOに詳しい人が書いていそうなWebでも内容がでたらめだったりするケースが少なくないのです。
残念ながら検索エンジン会社が「ここまではOK,ここからはスパム」という明確なボーダーラインを提示していない以上、上記のリスク要因の話を踏まえた上で SEO をするのは難しいと感じるかも知れません。目安として「明らかにユーザーのために何の利益ももたらさない小技」はやめておきましょう。
次にリスクが現実に発生した場合の回避方法について。この場合は PPC 広告を活用することでサーチトラフィックの現象を阻止することができます。検索連動型広告は有料であるかわりに確実に検索エンジンの上位に表示できるからです。再度ランキングが回復するまでの間は、つなぎとして 検索連動型広告に依存しましょう。
もし現在 PPC 広告を利用していない方は、万が一の場合に備えてオーバーチュア及びアドワーズ広告のアカウントだけでも作っておくことをお薦めします。
リスク要因3:検索キーワード競合性の変化
将来有望なマーケットが表れると利益を求めて次々と新規参入企業が登場し、市場競争が激化します。市場シェアを獲得した企業が潤う一方で、競争に負けた企業は淘汰され市場から撤退していきます。この事象は検索キーワードにおいても発生します。
検索キーワードにも競合性という概念が存在します。あるキーワードに対してSEOを施している企業が多ければ多いほどそのキーワードの市場競争は激しく、検索エンジンの上位を獲得するのも困難になります。同様に検索連動型広告であれば相互に入札を繰り返すことで上位に掲載するためのクリック単価は上昇していきます。米国の検索連動型広告はキーワードによっては価格が上がりすぎて SEO に回帰している企業が少なくありません。
例えば、2002年2月時点でキーワード"SEO"で最適化している企業など片手で数えられるものでした。しかし2003年12月時点では、非常に多くのSEO会社が表れ、同じように"SEO"で最適化を施しているため簡単には上位を獲得することができません。他にも「自動車保険」「キャッシング」「はんこ」「かに(蟹)」「中古車」「ホスティング」等に関連するキーワードはどれも競合の激しい分野です。
仮にあなたがターゲットとしているキーワードと同じキーワードで最適化をしている企業が現状で少なくても、もし今後競合他社もSEOの重要性に気がつき、コンバージョンが高いあなたと同じキーワードを発見してSEO対策を強化してくれば、現在のあなたが築いた地位は保証されません。
このキーワード競合性のリスクに対する対処法としては、様々なバリエーションのキーワードでSEOを施しておくことである程度回避できます。例えば SEOにおいてたった1つのキーワードでのみ最適化をしていた場合、そのキーワードの浮き沈みによって直接影響を受けることになります。しかし、10,50,100・・・と多くのキーワードで対策を施しておけば、ある一時点において全てのキーワードで上位ランキングを失う可能性は低いためリスク分散が行えます。株取引において様々な銘柄を組み合わせてポートフォリオを組んでリスクヘッジを行うのと同じことです。
リスク要因4:検索エンジンアルゴリズムの変更
検索エンジン会社は検索サイト利用者に、検索に対してより的確な情報を提供できるように日々検索エンジンアルゴリズムの開発・改良に努めています。例えばGoogleは2007年に450回以上も検索アルゴリズムを改良しています。一方で一行に減らない検索エンジンスパマーの様々な悪質な手口に対応するために様々なスパムフィルターや対策を行ってきます。
つまり、検索エンジンのWebページ評価に関するルールは日々変更されていることを意味します。従って、かりにあなたが全くWebページに変更を加えていなくても3ヶ月前は1位に表示されたページが今は50位以降に表示されるようになることもあるのです。あるいは、今まで過度な SEOテクニックを駆使して1位に表示されていたのにある日突然検索結果ページをいくらめくっても見つからないほどランキングが低下してしまうこともあるわけです。たとえ今あるキーワードでランキングが1位であっても、明日も1ヶ月後も3ヶ月後も1位で表示され続けるという保証はどこにもありません。
この説明を顕著に示す事例がありますので紹介しましょう。下記の図をご覧下さい。
これは、ある会社A〜Cのある検索キーワードにおけるランキングの変動推移をグラフ化したものです。会社Aは私がSEO/PPCを担当した企業のものです。会社Bと会社Cは、ある別のSEO会社があるクライアントに対してSEOを提供していた時のものです。
会社Aに対してはSEOを実施してから3ヶ月経過後あたりから効果が出始め、以後2003年4月まで安定して上位に表示されています。この時のキーワードは比較的広い意味を持つSEO的には少々難しいキーワードですが、適切な最適化作業を施していればこの例のように安定して上位に表示ができることを示しています。
今度は会社Bをご覧下さい。このWebサイトは調査した2002年5月から安定して上位に表示されていたのですが2002年10月から2003年1 月まで検索エンジンから削除されています。なぜこの期間に消滅したかというと、実は会社Bはクローキングという手法を利用していたのです。クローキング用にドメインを取得、whois にも虚偽の情報を記載するなどかなり手の込んだ手法を使っていました。しかし Google はクローキングによるSEOは検索エンジンスパムとみなすというスタンスをとる会社です。2002年10月はおそらく Google がクローキングに対して何らかの対策をうったのでしょう。この会社Bを担当していたSEO会社は他のクライアントにもクローキングを提供していたのですが、それも全て検索エンジンから削除されていました。
この会社Bが実施していたキーワードは、その業界では比較的コンバージョン率が高い人気キーワードでした。おそらくかなりの売上げをサーチトラフィックに依存していたはずです。しかしクローキングという手法に依存したためにこのような結果となっています。
今度は会社Cです。会社Bと同様のSEO会社が実施していたものです。こちらは隠しキーワードや CSS Positioning による画面外にテキストを並べるという手法を使ってあるキーワードでSEOを施していました。しかし2002年11月以降から急激に順位を下げ、ほとんどサーチトラフィックを得られない状況となっています。
適応は適応能力を締め出す
"Adaptation precludes adaptability"(適応は適応能力を締め出す)という言葉があります。ある環境に適応しすぎると、その環境が変化した時に対応する適応能力が奪われるという意味です。同じように、Google のアルゴリズムに関心を寄せすぎ、Googleアルゴリズムを逆手にとって「今のアルゴリズムに」対応したSEOテクニックばかり用いると、そのアルゴリズムが変化した時に全く対応できなくなりランキングが大きく低下することがあるのです。アンカーテキストが効果的だと聞いて、ユーザビリティや導線を考えずにリンクテキストばかり用いると、Webサイト全体の使い勝手が悪くなるばかりか、検索アルゴリズムが少し変わった時に今までは「よく最適化されたサイト」と判断されていたものが突然「スパムサイト」とみなされてしまうのです。
あまり過度にSEOテクニックに走ることは、一時の効果が得られる一方で順位にマイナス変動を及ぼすリスクもあることを認識する必要があります。「それでもサーチトラフィックを増やす必要があるから」とSEOテクニックに走るのであれば、先述した米国企業の例のような問題が発生し売上げが激減しても、そのリスクは甘受しなければなりません。
関連キーワード
SEO対策,検索エンジンマーケティング
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
サイト内リンクと外部リンク最適化のフレームワーク(考え方)
サイト内外のリンク最適化の具体的な施策を学ぶ前に、これらの個々の手法を適正に行使すると共に個々の状況下において適切な判断を下せるよう、リンク最適化作業を行う際の考え方の土台(フレームワーク)について説明をします。
早く具体的な施策を知りたい方もいるでしょうが、まず「SEO におけるリンク最適化で、最低限守らなければいけない事項は何なのか、どのような考え方をしなければいけないか」をきちんと学んでください。
特に近年の日本国内では個々のテクニックばかりが先行してそれを活用するための基礎知識がないために、不適切な利用方法によってクローラーには良くても訪問者にとっては著しく不適切なリンクが平気で設置されている例が後を絶ちません。切れ味の良いハサミがあっても、「ものを切るものであって他人に危害を与えてはいけない」という前提があれば人の指を切ってその切れ味を試したりは決してしないでしょう。これと同じことです。
サイト内最適化の目標
サイト内リンク最適化に取り組む際には、次のことを念頭において下さい。
(1) クローラーがWebサイト内のページを巡回し各ページの役割を理解できるように適切な形式でリンクを埋め込むこと
(2) 訪問者が快適に閲覧でき、目的を達成するために円滑にサイト内を移動できるよう、適切なナビゲーションを設置すること
私たちは構築したWebサイトを適切に検索エンジンに登録し、関連キーワードで検索した時に該当するWebページが検索結果に表れることを期待します。クローラーはリンクを通じて新たなページを発見してインデックスに登録していきますから、まず第1にクローラーが読めるリンクを設置することが必要です。これが (1)。
次に (2) についてです。SEO 対策上は確かにクローラーのことを考えなければいけないのですが、人間という訪問者をないがしろにすることはできません。最終的に購買や資料請求などのアクションを起こすのはクローラーではなく人間です。人間=訪問者にも理解できるリンクを設置しなければなりません。当然、私たち訪問者は考える意志があり、その時に必要な情報に応じてリンクをクリックしていきます。必要な情報がどこにあり、どのリンクを辿るとどのページに行くのか、それを明確に表現したナビゲーションが構築されていることが求められます。
この後も何度もしつこく繰り返しますが、(1) (2) の2つの前提を決して忘れないでください。Webサイトの訪問者は「人間」と「クローラー」です。この両者が閲覧するという前提で最適なリンクを埋め込むことが目標です。
従来のWebサイト構築の問題点は、訪問者は「人間」だけを前提としていたために、時として(ブラウザを通じて構築された視覚的表現を通じて閲覧する)訪問者にとっては問題なくてもクローラーには意味がない、あるいは読み込めないリンクが存在した点です。今後は、ブラウザを使った人間のみならず、ソースコードを閲覧するクローラーも念頭において下さい。
サイト外リンク(外部リンク)最適化の目標
サイト外リンク最適化に取り組む際には、次のことを念頭において下さい。
(1) ユーザーに非常に有益な質の高いWebサイトを構築するのが最も近道
(2) トピックの関連性が高いWebサイトからのリンク獲得に主眼をおくこと
(1) 私は他人に対して SEO の施策について説明する時に、「質のいいサイトを作れば上位に表示できる」とは決していいません。なぜなら「良いサイトを作れば上位に出る」というのは、受験生に対して「勉強すれば東大受かるよ」というのに等しく、それ自体は正しいかも知れませんが非常に曖昧で、かつ、そう言われた側に対して何の解決策も与えていないからです。
とはいえ、外部リンクの最適化に関しては「質の高いWebサイトを作れ」これが王道で究極の対策です。訪問者に対して価値ある情報を提供している、リンクをしたくなるようなWebサイトを構築すること、これが最高にパフォーマンスの高く、これに勝るものはありません。
関連キーワード
内部リンク,外部リンク,リンク最適化
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
早く具体的な施策を知りたい方もいるでしょうが、まず「SEO におけるリンク最適化で、最低限守らなければいけない事項は何なのか、どのような考え方をしなければいけないか」をきちんと学んでください。
特に近年の日本国内では個々のテクニックばかりが先行してそれを活用するための基礎知識がないために、不適切な利用方法によってクローラーには良くても訪問者にとっては著しく不適切なリンクが平気で設置されている例が後を絶ちません。切れ味の良いハサミがあっても、「ものを切るものであって他人に危害を与えてはいけない」という前提があれば人の指を切ってその切れ味を試したりは決してしないでしょう。これと同じことです。
サイト内最適化の目標
サイト内リンク最適化に取り組む際には、次のことを念頭において下さい。
(1) クローラーがWebサイト内のページを巡回し各ページの役割を理解できるように適切な形式でリンクを埋め込むこと
(2) 訪問者が快適に閲覧でき、目的を達成するために円滑にサイト内を移動できるよう、適切なナビゲーションを設置すること
私たちは構築したWebサイトを適切に検索エンジンに登録し、関連キーワードで検索した時に該当するWebページが検索結果に表れることを期待します。クローラーはリンクを通じて新たなページを発見してインデックスに登録していきますから、まず第1にクローラーが読めるリンクを設置することが必要です。これが (1)。
次に (2) についてです。SEO 対策上は確かにクローラーのことを考えなければいけないのですが、人間という訪問者をないがしろにすることはできません。最終的に購買や資料請求などのアクションを起こすのはクローラーではなく人間です。人間=訪問者にも理解できるリンクを設置しなければなりません。当然、私たち訪問者は考える意志があり、その時に必要な情報に応じてリンクをクリックしていきます。必要な情報がどこにあり、どのリンクを辿るとどのページに行くのか、それを明確に表現したナビゲーションが構築されていることが求められます。
この後も何度もしつこく繰り返しますが、(1) (2) の2つの前提を決して忘れないでください。Webサイトの訪問者は「人間」と「クローラー」です。この両者が閲覧するという前提で最適なリンクを埋め込むことが目標です。
従来のWebサイト構築の問題点は、訪問者は「人間」だけを前提としていたために、時として(ブラウザを通じて構築された視覚的表現を通じて閲覧する)訪問者にとっては問題なくてもクローラーには意味がない、あるいは読み込めないリンクが存在した点です。今後は、ブラウザを使った人間のみならず、ソースコードを閲覧するクローラーも念頭において下さい。
サイト外リンク(外部リンク)最適化の目標
サイト外リンク最適化に取り組む際には、次のことを念頭において下さい。
(1) ユーザーに非常に有益な質の高いWebサイトを構築するのが最も近道
(2) トピックの関連性が高いWebサイトからのリンク獲得に主眼をおくこと
(1) 私は他人に対して SEO の施策について説明する時に、「質のいいサイトを作れば上位に表示できる」とは決していいません。なぜなら「良いサイトを作れば上位に出る」というのは、受験生に対して「勉強すれば東大受かるよ」というのに等しく、それ自体は正しいかも知れませんが非常に曖昧で、かつ、そう言われた側に対して何の解決策も与えていないからです。
とはいえ、外部リンクの最適化に関しては「質の高いWebサイトを作れ」これが王道で究極の対策です。訪問者に対して価値ある情報を提供している、リンクをしたくなるようなWebサイトを構築すること、これが最高にパフォーマンスの高く、これに勝るものはありません。
関連キーワード
内部リンク,外部リンク,リンク最適化
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
SEO リンク対策は、サイト"内"とサイト"外" で異なる
さて、検索エンジンがリンクを評価するポイントを理解したところで、Webサイト運営者側の視点から SEO の一環としてのリンク対策のお話に移りたいと思います。ただし、一口にリンク対策といっても、あなたが所有するWebサイト内のリンクを適切に設置する「サイトの中」の話と、あなたが所有しないWebサイト(つまり、他人のWebサイト)からリンクを獲得する「サイトの外」の話を分けて考えなければいけません。これはなぜでしょうか。
サイト内リンクの最適化と、サイト外リンクの最適化には大きな違いが1つあります。それは、リンク設置を決定する権利は誰が持っているか、ということです。つまり、所有するWebサイト内においてはどこのページから、内外問わずどこのページに対してどのような形式でリンクを張るのか、全て所有者であるあなたが決定できます。つまりサイト内リンクの最適化はWebサイト運営者が完全にコントロール可能であり、力量次第でいくらでも理想的なリンク対策が可能です。
これに対してあなたに所有権がない外部Webサイトについては、どこのページからどこのページに対してリンクを張ってもらうか、コントロールする権利は一切ありません。あくまでその外部サイト所有者の判断に委ねられます。外部サイトに対して「お願い」という形で希望を伝えることはできるかも知れませんが、相手がそれに従うか、それを強要することはできません。つまり、外部サイトからのリンク最適化はSEO実施者自身にコントロールする権利が基本的にないため、対策が非常に難しいという側面を持ち合わせています。
さらに、サイト内のリンク最適化で求められるものと、サイト外のリンク最適化で求められるものは異なっていますので、これを分けて対策を考えていかなければいけません。
関連キーワード
SEO対策,リンク対策
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
サイト内リンクの最適化と、サイト外リンクの最適化には大きな違いが1つあります。それは、リンク設置を決定する権利は誰が持っているか、ということです。つまり、所有するWebサイト内においてはどこのページから、内外問わずどこのページに対してどのような形式でリンクを張るのか、全て所有者であるあなたが決定できます。つまりサイト内リンクの最適化はWebサイト運営者が完全にコントロール可能であり、力量次第でいくらでも理想的なリンク対策が可能です。
これに対してあなたに所有権がない外部Webサイトについては、どこのページからどこのページに対してリンクを張ってもらうか、コントロールする権利は一切ありません。あくまでその外部サイト所有者の判断に委ねられます。外部サイトに対して「お願い」という形で希望を伝えることはできるかも知れませんが、相手がそれに従うか、それを強要することはできません。つまり、外部サイトからのリンク最適化はSEO実施者自身にコントロールする権利が基本的にないため、対策が非常に難しいという側面を持ち合わせています。
さらに、サイト内のリンク最適化で求められるものと、サイト外のリンク最適化で求められるものは異なっていますので、これを分けて対策を考えていかなければいけません。
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SEO対策,リンク対策
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検索エンジンはリンクの「数」「質」「関連性」「アンカーテキスト」を評価する
検索エンジンが用いている「分析・評価対象となるリンク情報」とは主として次の4つを指します。
リンクの数(Number)
評価対象となるWebページに対してどれだけのリンクが張られているのかを評価します。例えばWebページAが外部ドメインのページから合計して100個のリンクを獲得している一方で WebページBが外部ドメインのページから合計して 50個のリンクしか獲得していないのであれば、単純に数だけで比較すればWebページAの方が評価が高いわけです。ここではリンクを「支持投票」と捉えて評価しています。
リンクの質(Quality)
ある1つの張られたリンク元のページが、どれだけ権威あるWebページであるか、どれだけ質が高い Webページであるかを評価します。つまり、同じ1つのリンクを張られるのであれば、リンク元ページの評価が高ければ高いほど、そのリンクも価値があるということです。例えば世の中の誰も知らない、こっそりと開設されている個人ホームページから1つのリンクが貼られるよりも、Yahoo!JAPAN のディレクトリーからリンクが張られた方が、より価値のあるリンクであるということです。先ほどリンクの数で「支持投票」と表現しましたが、その支持投票を投じる側の質によって、1票の重みが変わるわけです。
リンクの関連性(Topicality)
ある1つのリンクにおいて、リンク元ページとリンク先のページがどれだけ関連性があるかを評価します。ここでいう「関連性」とはWebページの情報がトピック・テーマという観点でどれだけ繋がりがあるかを示します。例えば、ある相対性理論について論じたWebページがあった時、スペインサッカーリーグの情報を扱ったWebページからリンクをもらうよりも、同じ相対性理論について論じているWeb ページからリンクをもらった方が、リンク元とリンク先ページ相互に関連性が認められますので後者のリンクの方が高く評価されます。同じ支持投票でも1票の重みが変わることを意味します。
また、先に挙げたリンクの数と質はあくまで評価対象となるWebページが「どこからリンクを張られているのか」という視点で判断されるのに対して、関連性は評価対象となるWebページが「どこから」だけでなく「どこに対して」リンクを張っているかも問われる点が異なる点にも着目してください。
アンカーテキスト(anchor text)
あるWebページを他のページが何と表現しているのかを評価します。具体的には、リンク元サイトのアンカーテキスト部分の情報を元にリンク先ページの内容を判断しようとするのです。
Webページが相互にリンクを張り合う時、多くはアンカータグが用いられます。このアンカータグ内に記述された文字情報を「アンカーテキスト」と呼びますが、このアンカーテキスト内の言葉をリンク先ページと関連づけます。なぜならアンカーテキストには通常、リンク先ページに関連する言葉を記述するものだからです。
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検索エンジン,リンク数,アンカーテキスト
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
リンクの数(Number)
評価対象となるWebページに対してどれだけのリンクが張られているのかを評価します。例えばWebページAが外部ドメインのページから合計して100個のリンクを獲得している一方で WebページBが外部ドメインのページから合計して 50個のリンクしか獲得していないのであれば、単純に数だけで比較すればWebページAの方が評価が高いわけです。ここではリンクを「支持投票」と捉えて評価しています。
リンクの質(Quality)
ある1つの張られたリンク元のページが、どれだけ権威あるWebページであるか、どれだけ質が高い Webページであるかを評価します。つまり、同じ1つのリンクを張られるのであれば、リンク元ページの評価が高ければ高いほど、そのリンクも価値があるということです。例えば世の中の誰も知らない、こっそりと開設されている個人ホームページから1つのリンクが貼られるよりも、Yahoo!JAPAN のディレクトリーからリンクが張られた方が、より価値のあるリンクであるということです。先ほどリンクの数で「支持投票」と表現しましたが、その支持投票を投じる側の質によって、1票の重みが変わるわけです。
リンクの関連性(Topicality)
ある1つのリンクにおいて、リンク元ページとリンク先のページがどれだけ関連性があるかを評価します。ここでいう「関連性」とはWebページの情報がトピック・テーマという観点でどれだけ繋がりがあるかを示します。例えば、ある相対性理論について論じたWebページがあった時、スペインサッカーリーグの情報を扱ったWebページからリンクをもらうよりも、同じ相対性理論について論じているWeb ページからリンクをもらった方が、リンク元とリンク先ページ相互に関連性が認められますので後者のリンクの方が高く評価されます。同じ支持投票でも1票の重みが変わることを意味します。
また、先に挙げたリンクの数と質はあくまで評価対象となるWebページが「どこからリンクを張られているのか」という視点で判断されるのに対して、関連性は評価対象となるWebページが「どこから」だけでなく「どこに対して」リンクを張っているかも問われる点が異なる点にも着目してください。
アンカーテキスト(anchor text)
あるWebページを他のページが何と表現しているのかを評価します。具体的には、リンク元サイトのアンカーテキスト部分の情報を元にリンク先ページの内容を判断しようとするのです。
Webページが相互にリンクを張り合う時、多くはアンカータグが用いられます。このアンカータグ内に記述された文字情報を「アンカーテキスト」と呼びますが、このアンカーテキスト内の言葉をリンク先ページと関連づけます。なぜならアンカーテキストには通常、リンク先ページに関連する言葉を記述するものだからです。
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検索エンジン,リンク数,アンカーテキスト
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
検索エンジンは何故リンク構造からページの重要性を評価するか?
Webの特徴の1つは、無数に点在するWebページがハイパーリンクによって結ばれていることです。「Webサーフィン」という言葉があるように、ユーザーはリンクをクリックしていくことで次々と様々な情報にアクセスすることができます。これがインターネットが爆発的に普及した要因の1つでもあります。
このリンクによるWebページの結びつきは、ユーザーの利便性のみならず検索エンジンサービスそれ自体の向上にも貢献しています。なぜなら検索エンジンはWebページの評価の際にリンク情報を分析・評価しているからです。現在の主要な検索エンジンは皆Webページのリンク要素を評価対象に加えています。例えば Google の PageRank は有名ですが Inktomi、Ask Jeeves (Teoma)、AlltheWeb といった検索エンジンも検索結果決定の際の重要な要素として考慮しています。
では、検索エンジンはこのリンク情報のどのような側面に着目して、どのように活用して検索結果のランキングの際に用いているのでしょうか。
通常、私たちが自分のWebサイトから外部ドメインのサイト(自分が所有しないサイト)にリンクを張る時、どういった目的でリンクを張るかを考えてみましょう。まず、Webサイト制作者はあるページに対してリンクを張るとき、訪問者にそのリンク先を閲覧して欲しいからリンクを張っています。このリンクには様々な意図が込められており、例えば友人・知人のサイトに対してリンクを張るのであれば「紹介」という意味を込めています。ある話題については別のサイトに詳しく書いてあるからそちらを見てもらいたいという意味であれば「参照」です。無料のアクセスログ解析やCGIスクリプトを利用させて頂いた代わりにリンクを張るのであれば「お礼」です。
いずれにせよ、あるWebページから別のWebページに対してリンクが張られた時、相互に何らかの関連性があると共に、リンクを発した側はリンク先のページに対して情報の価値を認めたことを示唆しています。例えば、育児と情緒応答性に関して論じたWebページから精神分析学のページにリンクが張られることはあっても、沖縄の健康食品を販売するWebページに対してリンクが張られることは通常ありえません。同様に静岡おでんのWebページからおでん関連のページへのリンクが張られることはあっても、北海道の中古自動車のWebページに対してリンクが張られることはあり得ません。
このようなリンク構造の特性に目をつけて、検索エンジン会社はWebページの評価の際の1つの要素としてリンク情報を取り入れるようになったのです。
関連キーワード
検索エンジン,ページランク
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
このリンクによるWebページの結びつきは、ユーザーの利便性のみならず検索エンジンサービスそれ自体の向上にも貢献しています。なぜなら検索エンジンはWebページの評価の際にリンク情報を分析・評価しているからです。現在の主要な検索エンジンは皆Webページのリンク要素を評価対象に加えています。例えば Google の PageRank は有名ですが Inktomi、Ask Jeeves (Teoma)、AlltheWeb といった検索エンジンも検索結果決定の際の重要な要素として考慮しています。
では、検索エンジンはこのリンク情報のどのような側面に着目して、どのように活用して検索結果のランキングの際に用いているのでしょうか。
通常、私たちが自分のWebサイトから外部ドメインのサイト(自分が所有しないサイト)にリンクを張る時、どういった目的でリンクを張るかを考えてみましょう。まず、Webサイト制作者はあるページに対してリンクを張るとき、訪問者にそのリンク先を閲覧して欲しいからリンクを張っています。このリンクには様々な意図が込められており、例えば友人・知人のサイトに対してリンクを張るのであれば「紹介」という意味を込めています。ある話題については別のサイトに詳しく書いてあるからそちらを見てもらいたいという意味であれば「参照」です。無料のアクセスログ解析やCGIスクリプトを利用させて頂いた代わりにリンクを張るのであれば「お礼」です。
いずれにせよ、あるWebページから別のWebページに対してリンクが張られた時、相互に何らかの関連性があると共に、リンクを発した側はリンク先のページに対して情報の価値を認めたことを示唆しています。例えば、育児と情緒応答性に関して論じたWebページから精神分析学のページにリンクが張られることはあっても、沖縄の健康食品を販売するWebページに対してリンクが張られることは通常ありえません。同様に静岡おでんのWebページからおでん関連のページへのリンクが張られることはあっても、北海道の中古自動車のWebページに対してリンクが張られることはあり得ません。
このようなリンク構造の特性に目をつけて、検索エンジン会社はWebページの評価の際の1つの要素としてリンク情報を取り入れるようになったのです。
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検索エンジン,ページランク
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
米Yahoo!、リスティング広告の無効クリック数がわかるレポート追加
米Yahoo! Search Marketingは2008年4月22日、スポンサードサーチ(検索連動型広告)の無効クリック数を表示するレポート機能「Click Filter Report」を追加した。
検索広告の課金の透明性を高めるためのYahoo! の Click Protection System の一環。Click Filter Report を通じて指定した期間においてYahoo!が無効と判断し課金対象外としたクリック数やクリックレートを知ることができる。なお、Yahoo!は一般的に全クリック数の12%から15%を無効と判断しているが、広告主によって異なる。
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Yahoo,リスティング広告,レポート
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
検索広告の課金の透明性を高めるためのYahoo! の Click Protection System の一環。Click Filter Report を通じて指定した期間においてYahoo!が無効と判断し課金対象外としたクリック数やクリックレートを知ることができる。なお、Yahoo!は一般的に全クリック数の12%から15%を無効と判断しているが、広告主によって異なる。
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by YSTやGoogleのSEO対策研究所
米Google、2007年に450以上に及ぶアルゴリズムを改良
米Googleはサーチのレレバンシー(関連性)改善のために2007年に450以上のアルゴリズムの改良を実施した。同社エンジニアリング担当バイスプレジデントUdi Manber氏が明らかにした。また同氏は、検索結果に手を加えることは一切ないと回答しているが、それについてMatt Cutts氏が同氏のブログにて補足を追加し、ウェブスパムなどを手動で取り除く場合があるとした。
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Google,SEO対策,アルゴリズムの改良
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
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Google,SEO対策,アルゴリズムの改良
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
米Google、ランディングページ最適化ツール「Google Website Optimizer」を正式版に
米Googleは2008年4月16日、ランディングページを最適化するための無料ツール「Google Website Optimizer」の正式版をリリースした。
Google Website Optimizerは複数のデザインをA/Bテストして最適な組み合わせを発見できるなどランディングページを最適化しコンバージョンを高めることを支援するツール。27言語で利用できる。正式版に伴い、アドワーズ広告主でなくてもサインアップ可能になり、多変量解析テストのセットアップが容易になった。
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Google,ランディングページ,SEO
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
Google Website Optimizerは複数のデザインをA/Bテストして最適な組み合わせを発見できるなどランディングページを最適化しコンバージョンを高めることを支援するツール。27言語で利用できる。正式版に伴い、アドワーズ広告主でなくてもサインアップ可能になり、多変量解析テストのセットアップが容易になった。
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Google,ランディングページ,SEO
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
米Yahoo!、Web解析IndexToolsを無償で提供
Yahoo!がWeb解析ツール・IndexToolsを無料で提供する予定。GoogleやMicrosoftがそれぞれWeb解析ツールを無料で提供しており、Yahoo!も追随する。
米Yahoo!は先日買収したハンガリーのWeb解析ツール・IndexToolsを無償で提供する計画だ。IndexTools CEOのDennis R. Mortensen氏がブログで明らかにした。ただし、現行クライアントやパートナーのみ。機能的には実質的に米Omnitureの SiteCatalystが提供する機能の80%程度が無料で利用可能になる。
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Yahoo,ヤフー,解析ツール,SEO対策
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
米Yahoo!は先日買収したハンガリーのWeb解析ツール・IndexToolsを無償で提供する計画だ。IndexTools CEOのDennis R. Mortensen氏がブログで明らかにした。ただし、現行クライアントやパートナーのみ。機能的には実質的に米Omnitureの SiteCatalystが提供する機能の80%程度が無料で利用可能になる。
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Yahoo,ヤフー,解析ツール,SEO対策
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
オーバーチュア、旅行サイト・フォートラベルにスポンサードサーチ配信
フォートラベル株式会社は2008年4月8日、同社が運営する旅行のクチコミサイトフォートラベルにオーバーチュアが提供する検索連動型広告「スポンサードサーチ」とコンテンツ連動型広告「コンテンツマッチ」を導入した。
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オーバーチュア,検索連動型広告
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
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オーバーチュア,検索連動型広告
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
SEO「GoogleはYahoo!の15倍、テクニカルな問題に敏感」 - 米Covario調査
サーチテクノロジー企業の米Covario(旧SEMDirector)は2008年3月31日、サイトに施した変更と検索エンジンでのランキングの相関関係を調査した結果を発表した。2007年3月1日から2007年10月15日までの7ヶ月にわたり、同社のFortune 500クラスの25の広告主が運営する300のブランドサイトを、CovarioのSEOパフォーマンス分析ツール「Covario Organic Search Insight」を使って調査した。
Covarioによると自然検索のランキングに影響を与える要素は「テクニカル要因(タグやURLの問題)」、「検索エンジン視点のコンテクスト(外部リンクの関連性など)」、そして「コンテンツ」の3つに分類できるという。今回のちょうさでCovarioはGoogle、 Yahoo!、MSNそれぞれがこの3要素への変更に対してどのように反応するかを明らかにした。
結果は、Googleはテクニカル要因に対してYahoo!よりも15倍、MSNよりも2倍、敏感に反応した。また、リンク戦略についてGoogleはMSNより50%敏感、そしてコンテンツの問題では他の検索エンジンよりGoogleは25%鈍感だった。
同時に、サイトへのコンテンツ展開において問題になるのはその場所であること、ウェブサイトやページのどこに戦略的にキーワードを記述するかによってランキングのパフォーマンスが大きく変化することも明らかとなった。リンクについては数より質が問題であり、リンクの数と順位に相関関係は見当たらなかったが、リンクの質と順位には有意義な相関関係が認められたとしている。
関連キーワード:
SEO対策,Google対策,Yahoo対策
SEMリサーチより
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
Covarioによると自然検索のランキングに影響を与える要素は「テクニカル要因(タグやURLの問題)」、「検索エンジン視点のコンテクスト(外部リンクの関連性など)」、そして「コンテンツ」の3つに分類できるという。今回のちょうさでCovarioはGoogle、 Yahoo!、MSNそれぞれがこの3要素への変更に対してどのように反応するかを明らかにした。
結果は、Googleはテクニカル要因に対してYahoo!よりも15倍、MSNよりも2倍、敏感に反応した。また、リンク戦略についてGoogleはMSNより50%敏感、そしてコンテンツの問題では他の検索エンジンよりGoogleは25%鈍感だった。
同時に、サイトへのコンテンツ展開において問題になるのはその場所であること、ウェブサイトやページのどこに戦略的にキーワードを記述するかによってランキングのパフォーマンスが大きく変化することも明らかとなった。リンクについては数より質が問題であり、リンクの数と順位に相関関係は見当たらなかったが、リンクの質と順位には有意義な相関関係が認められたとしている。
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SEO対策,Google対策,Yahoo対策
SEMリサーチより
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
Google検索に認証が必要になるケース
Googleが検索を遮断するのは、自動的に大量の検索クエリが送信されていると判定された時。
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Google対策,クエリ送信
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
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Google対策,クエリ送信
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
欧州サーチマーケティング市場、2012年に80億ユーロに
米Forrester Researchによると、欧州のサーチマーケティング市場は今後5年間で80%成長し、2007年の45億ユーロから2012年には81億ユーロに拡大するという。また、ブロードバンドの普及とeコマース市場の拡大に伴い、同社が調査する17カ国のうち12カ国でサーチマーケティングへの投資が2倍になるとしている。
関連キーワード
欧州,マーケティング
by YSTやGoogleのSEO対策研究所
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欧州,マーケティング
by YSTやGoogleのSEO対策研究所

